サンダーフォースV

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  • 発売年月:1997年7月
  • メーカー:テクノソフト
  • ジャンル:横シューティング
  • 作曲者 :九十九百太郎

自分の中で強烈な印象を叩きつけられたゲーム「サンダーフォースV」です。元々は某ゲーム雑誌の読者投稿ランキングで6週連続1位と言う人気からどんなものなのかと興味を持って買ってみたのが始まりでした。と言っても当時はSTGはあまりやらなかったので、あまり期待はしていなかったのですが、1面の曲を聴いた瞬間に買ってよかったと感動しました(笑 ハードロックが主体の音楽が大多数を占めますが、メロディラインがはっきりしていて聴き易く覚え易くノリ易くといった感じでしょうか。また、それらの曲がゲームの演出とも良く合っており、上手く相乗効果を与えています。そもそも曲自体がゲームを喰いかねないほどの威力を持っていると個人的には思っていたりで(^^;

「Legendary Wings」
Stage1の曲です。冒頭からテンションMAXになるようなE.ギターの音がたまりません。中盤はゲームの中では海中になり、同時に曲もクールダウンします。地上に出る後半はまたしてもテンションMAXとなります(笑 後半部分はサンダーフォースIIIのStage1の曲調が使われていて、シリーズのファンは感動したとの事です。私はV→IV→IIIと逆からプレイしていったので分かりませんでした(苦笑

「Steel Of Destiny」
Stage5の曲です。Stage5は自機のパワーアップシーンがあるゲーム中の最大の見せ場と個人的に思ってますが、曲の冒頭からサビからかなりアツい曲展開で、聴いてる間はアツくなれる事は間違いありません(笑 九十九氏の代表曲となっており、アレンジ版やFM音源版が存在するとか。「Dust Box」と言う氏のCDにもロングバージョンが収録されています。自分の中では好きなGMベスト3に入る名曲。

「Last Letter」
エンディングの曲です。ハードロックとは打って変わって、綺麗で哀しい曲調のピアノ+機械音声曲です。この曲と共に流れるエンディングムービーは残酷で優しく、なかなか心に来るものがあります・・・あんまり言うとネタバレなので言えませんが(^^; 卒業式とかで流されると泣けます。


紹介しきれない他の曲もとても良いです。しかし、これほど好きなのにサントラを持っていません(汗 セガサターンのゲームCDはCD-DAで曲が収録されているのでCDプレイヤーに入れれば曲が楽しめてしまいます。ただ、やはりサントラも欲しいと思ったのですが、既に通販は終了しておりオークション等で入手する以外に手はない状態になっています。オークションでも値が高騰しており中々手が出せない値段に・・・是非とも再販していただきたいものです。なので曲を楽しむならばセガサターンのゲームを買う方が安くてオススメします。少し音質が悪いのが気にかかりますが、ゲームも楽しめてお得です。ゲームなら中古で5,000円くらいなので手が出しやすいかと。



ゲーム自体は5種類の武器を駆使しながら進める覚え系STGです。しかし武器の一つの「フリーレンジ」が圧倒的威力のためラスボス以外は瞬殺というバランスの悪さが目立ちます・・・使わないでクリアする方がバランス的に良いかも?(^^; Normalランクならそれほど難しくないのでSTG初心者にもオススメできます。Masterモードになると玄人の方も満足頂ける難易度になると思われます(笑 しかしながら演出と音楽だけでもこのゲームをやる価値は十分にあると思っていますが。